写真展は残念ながら本日まで! 先日、写真同人誌九州という写真展に行ってきた。九州出身、九州在住のカメラマンの人が撮った写真を展示していて、そこには私の故郷の佐賀県もあった。友達が偶然見つけて私に教えてくれたのだけど、「今見たら、ホームシックになるかもよ」と言われてた。泣き...

写真展は残念ながら本日まで!
先日、写真同人誌九州という写真展に行ってきた。九州出身、九州在住のカメラマンの人が撮った写真を展示していて、そこには私の故郷の佐賀県もあった。友達が偶然見つけて私に教えてくれたのだけど、「今見たら、ホームシックになるかもよ」と言われてた。泣きはしなかったけど、自分の生まれ育った場所が一枚一枚大切に記録されていて、心に響くものがあった。カメラマンは1990年生まれの佐賀県唐津市出身の若い男の子で、少しだけ話をすることが出来た。彼は現在福岡在住なのだけれど、唐津を撮るのが大好きで、唐津に帰っては唐津のポートレイトを撮っているのだそうだ。唐津は唐津城や唐津くんちで有名だけれど、ひとまずはそういう写真は展示されていなくて、そこには唐津の日常があった。唐津の路地裏だとか、昭和の匂い漂う小さな駄菓子屋さんとか。唐津がホームタウンではなくても、「あるよね、日本のそういう風景!」と、懐かしくなるような写真ばかり。この写真展のコンセプトは「九州という場所を知ってもらおう!」というもので、九州を深く愛しているからこそ、世界の人にもっと九州を知ってもらいたくて、ベルリンで展示会をやる運びとなったそうだ。

私は自分の生まれた場所がずっと好きではなくて、ずっとずっと出て行きたくてたまらなかった。九州はもちろんいいところだけど、かと言って万人に対して優しい、もしくは住みやすい場所はこの世には存在しない。だから私はこんな遠いところまで逃げてきたのだけれど、愛するがゆえに「九州を(もしくは日本を)知ってもらいたくて!」というポジティブな思考の下、外に出て行く人もいるんだなとそのことがとても印象に残った。そういう人にしか表現出来ないものもあるだろうし、私みたいな人にしか表現出来ない世界もあると思いたい。生まれた場所を、もしくは自分を生んだ人、自分が置かれた状況を無条件に愛さなくてはいけないとしたら、私にはそれはある種の拷問だと思えてしまう。愛してもいいし、愛さなくてもいい、くらいの適度さが自分にはちょうどいい。

もちろん、故郷から遥かかなたで暮らしてみると、望郷の思いは日に日に強くなっていくのも事実だ。もうあそこで暮らしたいとは思わないけれど、『故郷は遠きにありて思うもの』とは真実で、私にはこの距離がとても心地いい。離れているからこそ、愛していける場合も絶対にあると思う。 

さて、突如話は変わるけど、自宅の洗濯機が壊れているので今日は朝から近所のコインランドリーに。待ち時間にカフェで本を読んでいると、向かいに座ったゲイのカップルに話しかけられる。話の途中で、私が日本人だと知ると「えー!僕、日本大好きなのー!」と日本の好きなところをあれこれ教えてくれた。もちろん九州も今は大好きだけれど、私はやっぱりベルリンの多国籍な感じや、ゲイ率が高い感じとか、いろんな人を受け入れている感じがやっぱり好きだな。 

佐賀について書いたブログが何個かあったので、貼り付けてみる!
佐賀の風景が、届きますように。 

『私が好きだったもの』
http://amorestaaqui.blogspot.de/2014/06/blog-post_29.html

『無題』
http://liebeisthier.blogspot.de/2014/07/blog-post.html