ドイツは12月25日がナショナルホリデーなのですが、私は一足お先に休暇中。明日からハンブルクに行くのですが、今回は珍しくベルリンにて静養中です。大掃除したり、住所変更したり、歯医者に行ったり(本日は雨でいまだにいけてないけど)雑事でお休み無駄にしているパターンです。いや、...



ドイツは12月25日がナショナルホリデーなのですが、私は一足お先に休暇中。明日からハンブルクに行くのですが、今回は珍しくベルリンにて静養中です。大掃除したり、住所変更したり、歯医者に行ったり(本日は雨でいまだにいけてないけど)雑事でお休み無駄にしているパターンです。いや、いいんです。こういう休暇もたまには必要ですよね。

ちょっと早いけど、今日はクリスマスの話。こないだドイツ人の同僚とクリスマスについて話していると、ドイツではサンタさんの住所があってそこにお手紙を送ると返信が来るそう!なんて素敵なアイディア!日本にもこういうのあるのでしょうか? 

実は私、11歳までサンタクロースを信じてました 笑。

クリスマスシーズンになるとみんなでツリーの飾りつけして、24日にケーキ作って子供用のシャンパン飲んで、25日の朝になると枕元にプレゼントがあって・・・・というおうちでした。そして、私、サンタさんにお手紙書いて、サンドウィッチ作って、水筒に暖かいコーヒーを煎れて枕元に置いてました 笑。今はこういう仕上がりになっちゃったけど、実はかなりファンシーなおうちに育ったんです~私。 

どうしてそういうことをしてたかというと、「サンタおじさんのいねむり」という絵本が大好きで大好きで!サンタおじさんのワイフが忙しいサンタさんのためにサンドウィッチを作って彼に持たせるんですが、劇的に忙しいサンタさんはサンドウィッチを食べてなんと眠ってしまうんです!でもそれを観ていた動物たちがサンタさんの代わりに子供たちにプレゼントを配る・・・というお話。

「サンタクロース=サンドウィッチ」という構図が出来上がって、サンドウィッチ作ってました。「サンタさんがいねむりしないように」ということで、母がちゃんとコーヒーを煎れてあげてました。

しかしながら、年を重ねてもいい加減気がつかない私に焦った両親は11歳の頃、「サンタさんはお父さんとお母さんだったのー」とカミングアウト。「いまだにサンタさんを信じてて、いじめられたら困るから」というのがカミングアウトの理由とはなんとも切ないですね。でも、10歳の頃にサンタさんから手紙をもらって、その字がほぼ母の字だったから、あれ?とは思っていたんです。でも「いや、サンタさんは外人だろうから日本語にお母さんが訳したのかな?」と思うことにしてましたが。

しかもその手紙の内容は、「サンタさんの国には、『紙コロジー』はありませんでした。」(*紙コロジー;私がその時どうしても欲しかったおもちゃ。ミキサーみたいな紙を再生できるやつ)。
なんとも現実的~ 

でもそういうファンタジーの世界に生きていた私ですが、同じ年小学5年生のときは山口智子主演の「29歳のクリスマス」を見てました。「大人って大変だなー、でもよくわからないなー」って思ってたけど、もう遥かに超えちゃいました。とほほ。 

まぁ、そんなわけでちょっとはやいけど、Merry Chiristmas Xoxo

UK版ポスター【邦題:つぐない】 久々にこの映画を観た。私、この映画が大好きで、大好きで。何回も観てるのに、何回見ても号泣してしまう。  元々はUKのイアン・マキューアンの小説が原作で、キーラ・ナイトレイ主演の「プライドと偏見」の監督ジョー・ライトによって映画化。舞台...

UK版ポスター【邦題:つぐない】
久々にこの映画を観た。私、この映画が大好きで、大好きで。何回も観てるのに、何回見ても号泣してしまう。 

元々はUKのイアン・マキューアンの小説が原作で、キーラ・ナイトレイ主演の「プライドと偏見」の監督ジョー・ライトによって映画化。舞台は1930年のイングランド、政府官僚令嬢のセシーリア(キーラ・ナイトレイ)とその使用人の息子ロビー(ジェイムズ・マカヴォイ)は幼い頃からきょうだいのように育つ。2人はいつしか思いを寄せ合うことになるが、セシーリアの妹がついた“嘘”、それから第二次世界大戦によって2人は引き裂かれてしまう・・・

公開されたのは、2007年。私は公開当時には実は、見てない。なぜなら日本のポスターは、これ↓
日本版ポスター
もうさ、テレサ・テンの歌が流れてきてしまうのね、どうしても。チープな感じがしてしまって(いや、テレサ・テンの“つぐない”は大好きだけれども)、興味がなかったの。挿入文も・・・なんだかさーという感じじゃない?でもある日マカヴォイ観たさに、かるーーーーーーーーーい気持ちで観てしまったの。

もうね、やめとけばよかったよ。観なきゃよかった映画って何本もあるけど、その内の一本。観たことがある人はわかると思うけど・・・

悲しすぎるんです。

この世にこんな救いのない映画があっていいのか?というくらい悲しい。私はこの映画を観た後、1週間通常の思考回路に戻って来れなかった。救いのない映画の代表(私の中で)「ダンサーインザダーク」に並ぶ程の救いのなさなんです。でも、私、何度も言うけど、この映画が大好きで。 

前半部分の戦前のイングランドの美しい風景や、ブリティッシュアクセントの英語、キーラ・ナイトレイの壊れそうな美しさ、ジェイムズ・マカヴォイの演技、それから目線・・・・とにかく、映画史に残る映像美だと私は思っている。そして、“I love you”という言葉の持つ強さ。

つい先日The notebookを観たからか、この映画と比較してしまうけれど、この二つの映画、結末が対照的なのね。私は今までthe notebookの最後を理想だとずっと思ってて、今でもやっぱりそうでありたいと心のどこかでは思うけど、今回Atonementを見返してみて、もしかしたらそうでもないのかもしれないとも思った。この映画は本当に救いのないくらい悲しい結末なんだけれど、同じ場所、同じ時間に“その時”を迎えることが出来ないとしても、一度繋がったことがあるなら、離れていても、もう二度と会えなかったとしてもやっぱりどこかで繋がってるのではないかと。人を愛するってそういうことなのかな、どこにいても、どこで死んでも一人じゃないって思う感じのことなんじゃないかなーと。

今回、初めてこの映画を観て希望のかけらのようなものを感じることが出来た。そもそも監督は、この映画を“ハッピーエンド”だと言ってるんだよね。なんて悲しいハッピーエンド! 

通常のハッピーエンドに飽きた人は是非観てね!最後の10分は手で顔を覆うくらい,悲しいけど。そして2回目観る時は、初めから思い出して泣いてしまうけど。10回くらい観たら、やっと希望が持てます。いや、己の経験次第。 

ここ最近我がドイチェランドでは、ついに(ていうか、もう?)氷点下入りしまして、早速寒さに敗北し風邪を引いた私です。ドイツでは会社を休むのであれば診断書の提出が必要なので、病院へ行った。ドイツにありがちな「今週いっぱいは会社に行ったらだめだよ~」という診断をされた(何かあった時に責...

ここ最近我がドイチェランドでは、ついに(ていうか、もう?)氷点下入りしまして、早速寒さに敗北し風邪を引いた私です。ドイツでは会社を休むのであれば診断書の提出が必要なので、病院へ行った。ドイツにありがちな「今週いっぱいは会社に行ったらだめだよ~」という診断をされた(何かあった時に責任を取りたくないので、幅を持って休ませようとする)。休めるのはいいけどさ、だんだん人間が腐っていってる気がするよ・・・。 

そういうわけで、ひまなので映画だとかYoutubeを見て、ほぼ廃人化している昨日と今日。今日は兼ねてより見たかった“The notebook(邦題:君に読む物語)”を観ました!


邦題:きみに読む物語


もう、すっごくよかった!!


と、公開された2004年だったら言ってただろうなー。10年観るの遅かったなー、いろんな意味で。20代前半で観たかったよ。そしたら、大河ドラマ並みの2人のラブストリーに感涙していた筈。

舞台は1940年代のアメリカ南部。青年ノア(ライアン・ゴスリング)は別荘にひと夏を過ごすためにやってきたシティ・ガールのアリー(レイチェル・マクアダムス)と恋に落ちる。2人は深く恋に落ちるけれども、身分の違いが2人を引き裂いていく・・・

ライアン・ゴスリング、すっごく好きなんだけど、この映画の中の彼、完全にアウト。アリーをデートに誘うシーンがあるのだけど、まずその強引さが、なし。今流行の『壁ドン』的な?いや、違うか。アリーについて。こういうアメリカ人女性が近くにいたら、私、疲労困憊しそう・・・。きっといい子に違いないんだろうけど、疲れる自信あり。

身分の違いで引き裂かれた7年後、ノアは第二次世界大戦に巻き込まれたり、理解ある父親が死んだり、そしてアリーは身分相応の男性と婚約する。が、ある日ノアに会いに行ってしまい、2人はやっぱり離れられないことを知る・・・

日本のウィキペディアには「結婚式前にけじめをつけるため」と書いてあったけど、「けじめ」という概念がアメリカ人にあるのでしょうか?英語でなんて言うんだろ?ということは置いておいて、なんだかなー。結婚式の前に、昔の恋人に会いに行く必要、ある?自分がものすごく愛してた人にもう一生会えない、もう一度だけでもいいから会いたいと思う気持ちはわかるけど、もうそんなのみんなを傷つけるだけじゃない?そして何より自分が一番傷つくよ。

かと言って、会わないと決めて後悔する気持ちもどっちもわかってしまう、女30歳、いや、プラス1歳。そういう意味で、20歳そこらで観たかったな、と。そしたら「めっちゃ大恋愛!」って思えたのに。年を取ると、観なくていいところを観てしまってだめだね。

数箇所、すごく印象的なシーンがあったのだけれど一番印象に残ったのが、ひと夏を終えてニューヨークへ帰るアリーと離れ離れになるシーンでアリーが「あなたもニューヨークへ来たらいいじゃない」と言う。ノアのその時の表情がなんとも言えなくて。「俺がニューヨークに行ってどうするって言うのさ?」そうなんだよね、彼は“そこ”にいるから、“彼”でいられるんだよね。その場面は非常に切なかった。

私の印象は結局この男性はアリーのために手紙を書いて待ってることしか出来ないし、(強引なのに、ツメが甘いと思うのは私だけ?その気になれば、家に押しかけられたよね?1年に365通も手紙送ってんだから)ノアと一緒になるためにアリーだけがいろんなものを捨てないといけないとしたら、それはやっぱりフェアじゃないなと思いながら観続けてたけど、最後は見せてくれましたよ、懇親の愛を。他人を巻き込んで、犠牲にしたこういう純愛系の映画って、「ハッピーエンドの続きがハッピーだとは限らないよ、あんたたち」っていじわるなことを思ってしまう私だけど、そう思う余地がないほど完璧な結末でした。 

私が年を取って、いろんなことを忘れてしまったら、私にもこういう風に自分たちのストーリーを読み聞かせて欲しいものだよ。