あの美しい人がこの世を去ってから3週間近くが過ぎようとしている。 つい先ほど夕食を摂っていたら、ラジオから彼の1969年発表のSpace Oddityが流れてきた。 聴いていたら不覚にも涙が出てきてどうしようもないので、さっさと食事を切り上げて一か月ほど放置していたブログを...

あの美しい人がこの世を去ってから3週間近くが過ぎようとしている。

つい先ほど夕食を摂っていたら、ラジオから彼の1969年発表のSpace Oddityが流れてきた。
聴いていたら不覚にも涙が出てきてどうしようもないので、さっさと食事を切り上げて一か月ほど放置していたブログを開く。

私がその美しい人を知ったのは、1998年。当時、私は15歳の頃の話である。

ちょうどその年、1970年代のロンドンを舞台にした『ベルベッドゴールドマイン』が封切られ、音楽をこよなく愛する親友が彼の名前を連呼していた(注;この映画に彼が出ている訳ではない)

 私は彼の音楽を聴いて育ったというよりも、中高生時代、死ぬ程好きで、ほとんど心の支えだったThe Yellow Monkeyの吉井さんが彼に多大なる影響を受けた、というので私も間接的に影響を受けたに過ぎない。

それでもグラムロックの煌びやかさや美しさ、そして儚さのようなものは中学生ながらに衝撃を受けたものだった。デヴィッド・ボウイ、ロンドン、グラムロック。ど田舎で一刻も早くあそこから抜け出したいと思っていたティーンネイジャーには眩しすぎるものばかりだった。艶やかなのに、渇いていて、キラキラ光っているのにクールな世界。それが彼が私に見せてくれたものだった。

そして結局、自分がロンドンに長い間憧れていたのはそのせいだったと思う。私の初恋の国はイギリスだった。彼一人というよりも、グラムロックを経て、90年代のオルタナティブロック、それから00年代のガレージロック、とにかくUKの音楽シーンがひたすらに好きだったからだと思う。

もちろん、アメリカのロックバンドも好きだし、ヒップホップも大好きだけど、「このバンドいいな」と思ったバンドがいて、調べてみるとほとんどUK出身なことに驚く。結局、UKサウンドが好きなんだと思う。
 
最近同じくUK出身のアークティック・モンキースのアレックス・ターナーがこんなことを言っていた。 
「彼は、すべてのレコードのDNAの中に存在していると言っても過言ではない。長い期間を経てデヴィッド・ボウイの影響が様々な音楽に取り込まれているんだ」(NME Japanより) 

デヴィッド・ボウイがいなければ、音楽史はだいぶ違うものになっていたんだろう。


ありがとう、ボウイ。東の果てのど田舎の中学生にキラキラとした世界を見せてくれてありがとう。新しい世界を見せてくれてありがとう。今、私はあなたが数年過ごしたベルリンにいます。

私が唯一持っていた彼のアルバムは1977年に発表された『Low』
彼がベルリンに住んでいた時に作られたアルバム。私はこれを佐賀で聴いていたんだよ。

ベルリンのとある街角


Rest in Peace...

少し出遅れましたが、明けましておめでとうございます。 タイトル通りなんですが、ブログのタイトル変えました。 Amor.com改め、 amorphous  +にしました。 事情はいろいろ長くなるので、割愛・・・ しかしながらブログのタイトルって難しい。 ベルリン...

少し出遅れましたが、明けましておめでとうございます。

タイトル通りなんですが、ブログのタイトル変えました。

Amor.com改め、amorphous +にしました。

事情はいろいろ長くなるので、割愛・・・

しかしながらブログのタイトルって難しい。

ベルリンにちなんだタイトルにするかどうかは最後まで迷ったんですが、あまりベルリンの情報を書いていないことと、もしベルリン関係のタイトルにすると別の都市に引っ越した時にまた別のタイトルを考えなくてはいけないということで、ベルリンは結局タイトルに入れないことにしました。

まぁ、今のところ別の都市へ引っ越す予定はないんですが、私は長年夢に見続けているスペイン移住をあきらめたわけではないので・・・

個人的には
・Favourite Worst Berlin
にしようと思ってたんですが、やっぱりこれは誤解を受けそうなのでやめました。

ちなみにこれはArctic Monkeys の2枚目のアルバムで、死ぬほど好きなFavourite Worst Nightmareのタイトルから。ベルリン大好き~♥だけではなく、嫌いな部分も結構あるので、このタイトルがよかったと言えばよかったけど、まぁワーストベルリンって英語表記するのは気が引けました。

・Life in Berlin
ブログ村のタイトルは実はこれになっているんですが、やっぱりおもしろくないので、なし。

・30代女子のベルリン日記、、、的なもの
今考え付いたものですが、そもそも案としてもなし。

・Berlin Wonderwall
最後の最後までこれにしようと思っていたのですが、結局ベルリンを外したのでボツに。
ちなみにこれも死ぬ程聞いたOasisのWonderwallから。 

とのことで、最終的にamorphous という英単語にしました。

以前のブログ名にちなんだ単語を探していたところ、この単語に出会い、これに決めました。
意味は、「無定形の、組織的ではない、型にはまらない」です。

20代後半「こうならなきゃ、ああしなきゃ、自分はこうでなくては」とかそういう葛藤に苦しんだので、別にそんなんじゃなくていいじゃん?という思いを込めてみました。 

で、説明文も変えてみました。 




これが以前の説明文だったのですが、今の自分にはこの文章がすごくセンチメンタルすぎて合わないなと思って変更しました。今の説明文は味気ない感じですが、今の自分の気分には合っているかなと。

別に忘れたくなかったら忘れなくてもいいけど、忘れたっていいじゃない、くらいの気持ちで生きて行きたいと最近は思い初めまして。人は変化していくものですね。

ところで、ブログを書き始めたのが2012年12月。

私はまだシンガポールに住んでいたのですが、その時は“住む土地”としての“ベルリン”という選択肢すらなかった時期です。

人生は望めばどんどん変化していくものだなと感じます。逆に変化しようと思わなければいつまでもそこにいることが出来るのも、それもまた人生です。要するにある程度は結局自分次第です。

2012年から10年後の2022年、自分がどうなっているのかとっても楽しみです。

では、2016年皆さんにとっていい年になりますように!
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