以前暮らしたことのあるシンガポールのことを仕事で使うので調べていたら、驚くべきことが。 まったく、なーーーんにも覚えていない!! 自分がシンガポールの時に使っていた銀行のことを調べる必要があったんだけど、そもそもどこの銀行かすら覚えていない。というか、誰が口座開設した...

以前暮らしたことのあるシンガポールのことを仕事で使うので調べていたら、驚くべきことが。


まったく、なーーーんにも覚えていない!!


自分がシンガポールの時に使っていた銀行のことを調べる必要があったんだけど、そもそもどこの銀行かすら覚えていない。というか、誰が口座開設したの?私??

という具合に記憶に空白が・・・。人の記憶ってこんなにいい加減なんだろうか。
人間とは自分に不都合なことはバンバン忘れていくのね・・・。
オーストラリアの時はANZ銀行って覚えてるのにな。本当に抹消したかったのだと思われる暗黒のシンガポール時代。


ここは私が住んでたところではないけれど、こういうところに住んでいた。
ベルリンの風景とは大違い。ベルリンにこんなところあったらちょっとした観光地になるよね。


いつかは泊まってみたいラッフルズホテル。いや、私はフラトンホテルくらいで。


いいなぁ、トロピカルのこの雰囲気。
と、今は思うけど、
こういうの見ても、

はたまたこういうの見ても、

なーーんにも感動せず、

こういうお花たちにも癒されず。



何を食べてもおいしくもなく。


そうなんです。私は病んでいましたよ。

そもそも、なぜ私がシンガポールに行くことになったかって?

それはまだ2012年、オーストラリアはメルボルンにいた頃のこと。
私は2011年9月にオーストラリア入りしたので、2012年の9月にオーストラリアを出る必要があった。

もともとオーストラリアに行く前もイギリスにずっと行きたかったんだけど、
1月申請のイギリスのワーホリとはタイミングが合わず、オーストラリアで虎視眈々とイギリス行きを狙ってた。 

で、9月。1月までは数か月あるし、何より5月に日本に一度帰国しなくてはならない状況だった。そこで、2012年9月から2013年の5月までの8か月、どこで過ごすかという問題があった。

1.日本で8か月間滞在→5月にイギリス渡航 
2.オーストラリアのセカンドワーホリを取得して5月までオーストラリア滞在→イギリス渡航
3.ニュージーランドのワーホリ取得して5月までニュージー滞在→イギリス渡航 

以上がそもそもの私の選択肢だった。

1.日本に8か月間滞在 
これは一番最初に消えた。8か月も日本はつらい・・・という理由

2.オーストラリアセカンドビザ
オーストラリアで2年目のワーホリを取得するためには、3か月の農場仕事をする必要があった。それをクリアすると2年目のビザがもらえるという仕組み。

ギリギリまで農場で働く予定してたんだけども・・・

行きたくない!!農場仕事なんてしたくない!!ビーチで日焼けは大歓迎だけど、野良仕事で日焼けなんて絶対に嫌!!ハイヒール履けない場所に住みたくない!!

との理由により、断念。

そこで急遽出てきたのがニュージーランドの第3案。

3.ニュージーでワーホリ
ニュージーランドは人も優しいって聞くし、自然もたくさんだし、住むにはいいよね♥


と、自分を説得してみたものの、
私、別に自然派じゃないし、やっぱり田舎には住みたくない(ニュージーランドに失礼) 

との理由により、さっさと断念。

そして出て来たのが、まさかの第4案、シンガポール。

4.シンガポールで半年ワーホリ→5月にイギリス 
まだその頃はシンガポールのワーホリに申請出来て、しかもその期間が半年だったので、
最適のプラン~♥と思い、シンガポールへ移動。その頃はまさか就労ビザがあんなに簡単に取れるとは思ってもおらず。 

その結果、人相と人格が変わる程、病む 笑 
今では笑い話だけど、それはそれは記憶がすっぽり消えてしまうほど、病んでいた。 


が、しかし。最近ここ数年を振り返ってみてあることに気がついた。 

私はこの3年間、さんざんシンガポールの悪口ばっかりを言ってきたんだけど、よくよく考えてみると病み始めたのは2012年のオーストラリアの頃からだったことに気がつく。

そう。

もはやシンガポールのせいではなかった!


シンガポールが嫌いなマレーシア人たちと一緒になって文句ばっかり言ってごめんなさい(隣の国ってどこも似たような事情よね)。ベルリンでもシンガポールは最悪だと流布してごめんなさい。

あの時あんな精神状態じゃなかったら、「住む」という間違った選択をしていなかったら、シンガポールはむしろ好きな国の一つだったんじゃないかなとすら思う。ここにも選択ミスの恐ろしさよ。


よって、シンガポールは無罪!!

冤罪事件として私史に名を刻む。こういう日が来るなんて・・・。いや、でも本当につらかったのよ? 

でも、じゃあやっぱりあの時に戻ったとして、また4つのオプションから一つを選ばないといけないとしたらどうか?

そしたら、私はまたシンガポールオプションを選ぶと思う。 

理由は簡単。

オーストラリアのど田舎で泥まみれ、汗まみれになりながらさわやかに働くことよりも、
私はシンガポールできれいに化粧して病む方を選択する。 

ま、こういう女ですよ、私は・・・。ベルリンでももはやヒールの靴なんて履いてないけどね・・・  


4つの中からだったらシンガポールオプションを選ぶけど、実際には違うオプションがあったはず。
ここが病んでいる人の恐ろしさだと思う。視野が狭くなり、正当な判断ができない。

オーストラリアの時、自分が病んでることさえ気がつかなかった。そもそも自分の国に帰りたくないって・・・。

病んでる時とは自分で気が付かないものなんだな、と思う。今後視野が狭くなることがあれば、この頃の時を思い出して、「自分は大丈夫かな?」と問いたい。そして視野が狭くなっていることを気が付かせてくれる人たちに囲まれていたい。 


シンガポールにはいつかまた行くことがあると思う。またいつか行きたいと思う。住むのは嫌だけど、旅行はやっぱり楽しいと思う。もしくは、大いなる野心を持ってシンガポールドリームを叶えたくなる日が来たら、このビジネスの街に乗り込む日もあるかもしれない。ないと思うけど。 

今度シンガポールに行ったら、自分はこの国をどういう風に見るんだろう。それはやっぱり楽しみだ。 

2014年シンガポールについて