ドイツの冬が好きだ、とドイツ人たちに言うと、彼らは一斉に眉をしかめる。「こんなに毎日曇り空なのに、どこがいいのさ!僕は嫌いだね」と彼らは口を揃える。 ドイツ人とこの手の話をしていておもしろいな、と思うのは、彼らにとっては寒さはそこまで苦ではないらしいということ。彼らの口から出...

ドイツの冬が好きだ、とドイツ人たちに言うと、彼らは一斉に眉をしかめる。「こんなに毎日曇り空なのに、どこがいいのさ!僕は嫌いだね」と彼らは口を揃える。

ドイツ人とこの手の話をしていておもしろいな、と思うのは、彼らにとっては寒さはそこまで苦ではないらしいということ。彼らの口から出るのはとにかく天気、日照時間のこと。日光を浴びれないことは彼らの精神状態にどこまでも悪影響を及ぼすらしい。


私はと言えば、寒さについてはほぼ毎日不平を言っている。曇り空については実はそこまで苦ではない。10代の頃から憧れたヨーロッパの空はたいていが曇り空だったので、憬れ続けた世界の中にいるという事実がやはり今でもうれしいのだと思う。 

さて、そんなドイツの11月。

ついにクリスマスマーケットが始まった。





ベルリン歴3年半にして初めてカイザー・ヴィルヘルム記念教会の中へ。
外側は第二次世界大戦中、爆撃を受けて壊れた時のまま。
きらびやかな地区にその姿が残っていることにその意味を感じる。 

この教会の前でクリスマスマーケットは開催されている。

Kudamm (ベルリンの随一のショッピング街)で買い物をしたついでにクリスマスマーケットに寄っただけだったけれど、物色するより何よりもグリューワインに飛びつく。温かいワインはなんと人の体を温めてくれることだろう!

ドイツの冬のこういうところが好きだ。寒さの中たまたま見つけたカフェやクリスマスマーケットでグリューワインを飲む。体の中に温かさがじんわりと染みていくと、なんだかとても幸せな気分になる。

「なんか幸せだね!」と言いながら、笑い合う瞬間、冬って悪くないなと思うのだ。

目抜き通り(一応)



2012年から細々とずっと続けてきたブログだったのに、なんと更新が約5ヶ月もあいてしまった。 書くことがなかったわけではないけれど、なんとなくこのブログときちんと向き合えないまま、時だけが流れてしまった、という感じだ。 とても時間が経ってしまったけれど、今やっとまたこちら...

2012年から細々とずっと続けてきたブログだったのに、なんと更新が約5ヶ月もあいてしまった。

書くことがなかったわけではないけれど、なんとなくこのブログときちんと向き合えないまま、時だけが流れてしまった、という感じだ。

とても時間が経ってしまったけれど、今やっとまたこちらでも書きたいなと思えるので、今日からまた再開することにします。美しいドイツとベルリンのことをちょっとずつ書いていけたらいいな。 

さて、週末はKrumme Lankeという湖へ。題名は「秋の湖」となっているけれど、冬の間違いではない。ドイツ人たちの定義によると、どうやら今はまだ秋なのだそうだ。こんなに寒いのに…と思うが、ドイツ人がそう言うならそういうことにしよう。


ドイツの森と言えば・・・昔読んだヘンデルとグレーテルを思い出す


数ヶ月前はここで瑞々しい緑のエネルギーをもらっていたが、今度は足元で人の目を楽しませてくれる。 

いろんな形の葉っぱたち。色とりどり


足元に敷かれた葉っぱの絨毯を子どものように蹴散らしながら歩いてみると、葉っぱの乾いた音がする。遠くからは、鳥たちが水辺で戯れる音が聞こえてた。静かだと、逆にいろんな音が聞こえてくる。森の中の動物たちの息遣いまで聞こえてきそうだ。

と耳を澄ませてみるも、聞こえて来たのは遠くに走る車の音だけだった。 






そろそろ動物たちも冬眠に入る季節なんだろうか。


また春が来て、新しい緑たちが芽吹くころに戻ってきたい。